1977年5月5〜8日 サンスター スーパーカー世界の名車コレクション

スーパーカーショーの代名詞といえるのが、東京・晴海国際貿易センターで行われたこのイベント。
主催はサンスター歯磨で、協力はTBSラジオ、イタリア大使館、イタリア貿易振興会、シーサイドモーター。
サンスター商品を購入すると、抽選で入場券がもらえた。
シーサイドモーターによってバラエティに富んだ41台のスーパーカーが集められ、
ドーム館(東館)は4台ひと組、南館は単体で展示された。
5月5〜8日に渡って開催されたが、初日は会場周辺に子供たちが溢れかえったため、
開場時間を1時間繰り上げる事態に。しかし、正午過ぎには約15万人が押し掛け、会場はパンク寸前。
周辺も大混雑。ガードマン60人では足らず、午後3時過ぎには機動隊まで出動する事態に。
午後4時過ぎに会場から全員を出すとともに、入場をストップしたため、大事にはいたらなかったという。
4日間の来場者は累計45万人で、これは晴海貿易センター始まって以来の集客となった。
子供たちの熱狂ぶりが新聞などのニュースとして取り上げられ、
これをきっかけに各地でスーパーカーショーが開催されるようになった。
なお、なぜ45万人も押し寄せたのか? 当初、入場券は5万人に当たる予定だったが、
担当者が「当たった人が全員来るわけはない」と思い、
独断で50万枚印刷し、無料で配ってしまったからだという。

展示車両:ランボルギーニ・ミウラS(紺)、イオタ仕様(赤、黒)、カウンタック(オレンジ)、
カウンタック・ウルフ仕様(赤)、ウラッコ(赤)、ハラマ(銀)、エスパーダ(緑)、イスレロ(茶)、
フェラーリ・デイトナ(赤)、365BB(赤/黒、黄/黒、銀/黒)、512BB(紺/黒)、ディノ246(黄、黄)、308GTB(赤)、
ディノ308GT4(赤/黒、紺)、365GT4 2+2(水色)、365GTC 2+2(銀)、マセラーティ・ボーラ(赤、水色)、
メラク(黄、緑)、カムシン(紺)、インディ(赤)、デトマソ・パンテーラ(黄/黒)、ロンシャン(水色)、
ランチア・ストラトス(赤)、ポルシェ・カレラRS3.0(赤)、930ターボ(白、茶)、934ターボ(オレンジ)、
ロータス・エスプリ(赤)、BMW3.0CSL(白)、コブラ(紺)、トヨタ2000GT(白)


チケットの表。

チケットの裏。


ドーム館の1組目。365BB。左はボーラ。


ボーラ。左はディノ308GT4。


ディノ308GT4。左はストラトス。


ストラトス。


2組目。イオタ仕様。左はイスレロ。


イオタの右は、ボーラ。


イオタの真後は、365BB。


3組目。ミウラS。左は930ターボ、真後はモーガン。


930ターボ。


ミウラSの右は、メラク。


4組目。カウンタック。左はエスパーダ。


エスパーダ。左はカムシン。


カウンタックの真後はカムシン。左は365GTC 2+2。


5組目。ディノ。左はハラマ、真後ろはウルフ仕様。


ハラマ。左はウルフ仕様、真後はトヨタ2000GT。


ウルフ仕様は単独展示の日もあったようだ。


6組目。ウラッコ。左は365GT4 2+2。


ウラッコの右は、メラク。


ウラッコの真後は、930ターボ。


7組目。デイトナ。右は3.0CSL、左はコブラ。


デイトナの真後は、パンテーラ。


8組目。ディノ。左は308GTB、真後はロンシャン。


ディノの左は、308GTB。


ディノの右は、インディ。


9組目。934ターボ。左は365GT4 2+2、真後はエスプリ。


エスプリ。写真には写っていないが、左は紺のディノ308GT4。


以下、南館の展示。黒いイオタ仕様。


365BB。


512BB。

カレラRS3.0。


■スーパーカーブームを検証したいので、当時の写真や雑誌、資料をお持ちの方はご一報ください

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