ブガッティ / Bugatti

戦前はレースで活躍したが、第二次世界大戦の影響で
工場が破壊され、1947年にはエットーレも死去。
飛行機用のエンジンを細々と清算していたが、
1987年にイタリアの実業家ロマーノ・アルティオーリにより
イタリア・モデナで突如復活。1991年9月15日、
エットーレ・ブガッティの生誕110年を記念して、新生ブガッティの
第一弾としてEB110が公開された。
しかし、1993年にロータスをGMから買収するなど、
アルティオーリが過剰な投資を行ったため、経営が破綻。
新生ブガッティは、1995年に倒産した。
その後、1998年にフォルクスワーゲンが商標権を獲得。
創業の地であるフランス・アルザスで復活を果たし、
市販車最速の407km/hを誇るヴェイロンを発表した。
■主な歴史
1909年:イタリア出身のエットーレ・ブガッティがアルザスで創業。
1947年:エットーレ・ブガッティが他界。
1963年:フランスの製造業社イスパノ・スイザが吸収。
1968年:スネクマ(現・サフラン)が吸収。
1987年:ロマーノ・アルティオーリによりイタリアで再建。
1991年:EB110を発表。
1992年:高性能版のEB110SSを発表。
1993年:ロータスをGMから買収。
1995年:経営破綻。
1998年:フォルクスワーゲンによりフランスで復活。
1999年:ヴェイロン16.4のコンセプトモデルを発表。
2005年:ヴェイロン16.4の市販開始。
■ディーラー
ブガッティ・ジャパン
ニコル・レーシング・ジャパン













EB110
1991年にイタリア・モデナで復活した、
フランスの名門メーカー「ブガッティ」のスーパースポーツ。
エクステリア・デザインの原案は、マルチェロ・ガンディーニ。
3500cc水冷60度V型12気筒DOHC60バルブエンジンに、
4基のターボチャージャーを組み合わせてミッドに搭載する。

ヴェイロン16.4
VW傘下となった新生ブガッティ初のモデル。300台の限定で、
2005年の東京モーターショーで正式に発表された。
1001PSを発揮するW型16気筒4ターボチャージャー
エンジンをミッドに搭載し、最高速度は407km/hをマーク。


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