ランチア / Lancia

フィアットの契約ドライバーとして活躍した
ヴィンチェンツォ・ランチャがイタリアで設立。
ラムダやアププリアで高く評価される。
ヴィンチェンツォの死後は息子のジャンニが会社を継ぎ、
積極的にモータースポーツ活動を行うが、1955年に倒産。
カルロ・ペゼンティが新たなオーナーとなるが、
再び経営が悪化し、1969年にフィアットが買収。
モータースポーツの中でもラリーに強く、1973年に登場したストラトスは、
圧倒的な強さで1974年から3年連続の総合優勝を獲得。
WRCを席巻したが、親会社のフィアットが参戦するため
ワークス活動から撤退した。


■主な歴史
1906年:イタリア・トリノで設立。
1955年:倒産。
1969年:フィアットが買収。
1973年:ストラトスを発表。
1974年:ストラトスがWRC総合優勝を獲得。
1982年:ラリー037を発表。



ストラトス

ラリーカーとして、1973年に発表された。
ストラトスは、イタリア語で「成層圏」を意味する。
フェラーリ・ディノ用V6エンジンを搭載し、
3年連続でWRC総合優勝を果たした。
ラリー037

ストラトス同様、ラリー出場用として、1982年に登場。
直4DOHCスーパーチャージャーをミッドに搭載し、
83年にはWRC総合優勝を獲得した。

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